緩やかな傾斜のある敷地に建てた平家の保育園です。土地の傾斜に沿って床がスキップし、天井はたくさんの屋根型が連続しています。床と天井に挟まれた空間でそれぞれ子供たちは自分の場所を見つけ出し遊びを発見します。壁に空いた窓や穴、棚はコミュニケーションのきっかけとなり遊びの始まりとなります。天井からはモビールが、壁にはマリメッコのファブリックを用いたパネルが、保育室のさまざまなコーナーにはテーマに沿ったディズプレイは子どもたちの想像力を掻き立てます。

完成：２０２１年
施工：株式会社　高垣組
構造設計：建築構造設計LOG 関山総一郎
照明デザイン：studio tanbo 池畑善志郎
家具製作：snedker
チャイルドコミュニケーションデザイン：平井亙
設計担当：鵜飼昭年　諸岡慎也