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四日市に作った住宅のギャラリーです。
住宅会社のためのショールームで、
既存の店舗をリノベーションしたものです。
角地に建つこの建築は街路からガラス越しに
内部が見えるが、L型の壁を葛折に配置して
それぞれのコーナーにおいて
「住まいの記憶」
「家族の愛情」
「旅の思い出」
「美味しい食事」
「ペンと紙のにおい」
「薪と土と水の手触り」
といったすまいにまつわる感情を
飛び出す絵本のように織り込みました。
ここを歩く時、次々に現れ視界に入り
心に引っ掛かります

奥に踏み込むとライブラリー、
ミーティングテーブル
打ち合わせ室と
住まいを語り合いながら組み立てていく
店舗が拡がります。
葛折の壁はこれらのスペースを守りつつ
感情がしみだすフィルターです。

そうした、住まいを考えるショールームを
シークエンスに満ちたギャラリーとして
組み立てました。

完成:2025年
施工:ZENSHOO
設計担当:鵜飼昭年 坂本颯
インテリア:志賀由佳子(ZENSHOO)
植栽:フタムラグリーンサービス
塗装・左官:バネスト
撮影:田島ナナ